日本のギャンブル人口は世界的に見ても上位に入るほど大きいです。公営ギャンブルは年々オンラインでの利用が増え、また激増していたオンラインカジノの利用者数は2025年9月の新規法令施行以来大きく減少しています。
日本のギャンブル事情についてお話ししていきます。
公営ギャンブルの人気は根強い
公営ギャンブルとは、国や自治体などが運営・管理している合法ギャンブルのことを指します。日本では競馬、競艇、競輪、オートレース、宝くじ、スポーツくじが代表的です。パチンコは民間運営のため、公営ギャンブルには含まれていません。
公営ギャンブルの種類
最も人気が高い公営ギャンブルは競馬です。サッカーのスポーツくじはtoto が有名ですが、利用者数は限定的です。ベットバカなどで紹介されているオンラインブックメーカーのようにオッズの種類が多くないことが原因とされています。
競馬の特徴
中央競馬ではG1レースが開催され、特に有馬記念は高い売上を誇ります。購入者数が多いためオッズが分散し、高配当を狙える点も魅力です。地方競馬は平日も開催されており、毎日のようにレースを楽しめます。
競艇の特徴
競艇は全国24か所で開催され、毎日レースがあります。6艇のみで争うため予想しやすく、短時間で結果が出るスピード感が人気です。
競輪の特徴
競輪は全国43か所と開催場が多く、元旦や大晦日を含め年間を通してレースが行われています。近年は「ミッドナイト競輪」も登場し、夜間でも楽しめるようになりました。
オートレースの特徴
オートレースは知名度こそ高くありませんが、全国5か所で毎日開催されています。高速レースによるスピーディーな展開が特徴で、短時間で結果を楽しみたい人に向いています。
宝くじの特徴
宝くじは気軽に購入できる点が魅力です。以前ほど行列が話題になることは減りましたが、今でも安定した人気があります。
スポーツくじの特徴
スポーツくじは、近年登場した「WINNER」が注目されています。ただし、海外スポーツベットサイトと比べると賭け方の自由度は少なめです。なお、海外オンラインスポーツベットの国内利用は認められていません。
オンラインギャンブルは国内利用が禁止
日本では、競馬や競艇などの公営ギャンブルに限り、インターネット経由での購入が認められています。一方で、海外のオンラインカジノやスポーツベットサイトを利用した賭け行為は、日本国内からアクセスして行う場合は違法です。
オンラインカジノの魅力とリスク
近年のオンラインカジノやブックメーカーでは、定番のカジノゲームに加え、ドラクエ風ゲームやスポーツベットなど多彩なサービスが提供されています。その利便性やゲーム性からbetbaka.comのような紹介サイトを介して利用者を増やしていましたが、日本国内から利用することには法的リスクが伴います。
法改正前は利用者が急増
2025年の法改正前には、日本からアクセス可能なオンラインカジノサイトは数多く存在し、利用者数は推計で300万人を超えるとも言われていました。当時は「海外運営なので日本の法律は適用されない」といった不正確な情報も広く広まっていました。
2025年改正でオンラインカジノ規制が強化
2025年6月、ギャンブル等依存症対策基本法 の改正案が成立し、オンラインカジノに関する規制が大幅に強化されました。もともとは公営ギャンブルやパチンコの依存症対策を目的とした法律でしたが、コロナ禍以降に増加したオンラインカジノ利用やトラブルへの対応として、規制対象が拡大されました。
広告・紹介行為も違法対象に
今回の改正では、オンラインカジノの「運営者」や「利用者」だけでなく、「宣伝・勧誘に関わる行為」も違法と明確化されています。具体的には、オンラインカジノの開設・運営、専用アプリの提供、SNSや動画サイトでの広告配信、さらに紹介サイトやアフィリエイトサイトの運営などが禁止対象です。
これまでグレーゾーンと見られていた広告掲載や紹介行為も、現在では違法リスクを伴う行為とされています。企業サイトにオンラインカジノ関連のバナー広告を掲載したり、SNSで紹介記事をシェアしたりする行為も、利用誘導と判断される可能性があります。
