バージョン4.5前期では、職業バランスの調整がありました。
そのなかの特にバトマスの強化の影響について考えてみたいと思います。
アタッカーが強化
みなさまからのご意見・ご要望と、実際に遊ばれているデータなどを検討し、今回は高いダメージを与えることを期待されている職業を中心に調整しました。
コロシアムについては、実際に公開してからの様子を見て、適用するか否かを検討していきます。
今回の調整された職のうち、武闘家とバトマスはいわゆる前衛として、戦士やまもの使いと比較されやすいです。
今は戦士とまもの使いにパーティでの出番が偏っているので、それらと比較の対象になるように強化しようということでしょう。
戦士/まも はパーティの防御担当
パーティに必要な戦力
パーティに必要な戦力には色んな要素がありますが、なにより大事なことは負けずに戦いを維持することです。
全滅してしまうようでは話になりませんからね。
そのためには十分な回復能力がまず必要。受けるダメージが高すぎる相手にはそれに対策する防御能力も必要になります。
攻撃能力の優先度は回復や防御よりは低いです。
パーティの回復を担うのは僧侶や賢者などですね。これはわかりやすいです。
ではパーティの防御を担える職は?といえば戦士とパラディン。さらに、まもの使いもこの役目を担当することができます。
戦士の真やいば砕きが効かないスコルパイドでは、まもの使いの有無が難易度を劇的に変えてしまうことなどが、分かりやすい例ですね。
[戦士/まも]はアタッカーとは違う
[戦士/まも]は今回強化された[バト/武闘]と比較されやすいですが、このようにそもそも担える役割からして違うので、今回のアタッカー強化の影響を真っ先に受ける立場ではないと思います。
まず外れるのが補助職
では、だれが影響を受けるのか?と言うと、私は補助職だろうと思っています。
補助職のやっていること
補助職は味方にバイキルトをかけたりすることで、パーティ全体の戦力を高めるというのが主な役割です。
先ほどの回復/防御/攻撃という分類でみると、とくに攻撃が中心です。バイキ役とも呼ばれたりしますね。
防御は戦士やまもの使いが持っているほどの補助はできません。
回復能力はある程度持っている職が多いですが、すべての職がせかいじゅの葉やせかいじゅのしずくを使える関係で、これは強みにならない場合が多いです。
つまり役割でみると、アタッカー職と競合している部分が多いのです。
外れるのは補助職
もし、補助職の代わりにアタッカー職を入れたほうがパーティ全体での攻撃は強化される、となったら補助職の立場はかなり怪しくなるでしょう。
実は、これは今回の強化の前から既に起こっている現象です。
例えば、スコルパイド。
防御と攻撃を両方担当するまもの使い2名+回復の賢者、ここに加わる残りの1名でポピュラーだったのがバトマスです。
最近は前衛がバイキルトを自前で賄えるようになってきているので、補助役はいなくてもあまり攻撃面が下がらないからですね。
今回のアタッカー強化、とくにすてみを持つバトマス強化は、この傾向をさらに進めると思います。
入れ替え比較
バイキ役の意義がどのくらい薄れてきたか、サポート仲間で確認してみました。
相手はバトルルネッサンスの禍乱の竜アンテロ。
自分が僧侶で回復担当。サポート仲間に防御&攻撃担当の戦士2名。残り1名をバトマスと補助職を入れ替えながらやってみました。
超強い、強い、どちらでやってもバトマスの方が断然早いです。
旅芸人でなく魔法戦士にしても同様です。
サポート仲間はせかいじゅの葉などを使えないので、回復能力も評価の対象になりますが、人間で組む場合は補助役の出番は今後さらに減っていくかもしれません。
コメント