旧ハレサレポートからの復刻記事です。
与えるダメージとひきかえに受けるダメージを減らす
説明に書かれている、ファランクスの効果です。
ファランクスを使うと与えるダメージは減ってしまうはずなのですが、ダメージが逆に増える攻撃があることに気が付きました。
さらに、この現象の理由も探っていきたいと思います。
戦車は強くなる
ファランクスを使うと逆に強くなるのは、占い師の「戦車のタロット」です。
同じ条件でのダメージの違いをご覧ください。
上の画像がファランクスなし。下の画像がファランクスありです。
逆ではありません!
原因を考える
原因を推測してみましょう。
良い効果によるダメージアップ
戦車のタロットは自分にかかっている有利な状態変化の数に応じてダメージが増えるという性能をもっています。
例えばオーラ戦車のダメージは、
通常攻撃の1.25倍+19×有利な状態変化の数1有利な状態変化によるプラスは、正確には攻撃力505以上のとき18~20で505未満のとき17~19。
これをベースにして、ダメージ倍率の補正をかけて最終的に決まります。
ダメージを増加させる要因としては、これ以外に考えられません。
占い師のダメージ倍率
それにしても、ファランクスの与ダメージ低下効果は-25%です。
良い効果一つ増えたくらいでそれを埋め合わせできるのは変では?と思うかもしれません。
これには、占い師特有のダメージ倍率の仕様が影響していると思われます。
占い師スキル100以上では、タロットのダメージ倍率は常に400%の状態になっています。
魅惑の水晶球を使ったときには、600%にもなります。2さらにキングヒドラのオーラ効果も合わせたときは800%。
ファランクスのダメージ低下は-25%ですから、例えば魅惑の水晶球時のダメージ倍率の変化は、600%→575%で減少率でみると4.2%くらいです。
このような理由で、減少するダメージよりも良い効果で増加するダメージの方が多くなるのではないか?と推測しました。
計算より強い
しかし何度か戦車を使ってダメージを観察してみると、この予想をもとに計算できるダメージでは違和感がありました。
予想よりダメージが増えすぎ
なのです。
そこで今度は魅惑の水晶球などの強化をかけずに、なにもなしのオーラ戦車とファランクスだけかけたオーラ戦車のダメージを比べてみました。
結果はこうです。
なにもなし | 1255~1405 |
---|---|
ファランクス | 1336~1469 |
ダメージが増加していますが、これでは上の予測からの計算とはあいません。むしろやや減少しないとおかしいのです。
ファランクスは良い効果ふたつ分
むむむ…?推理が行き詰まってしまいましたね。
どうしてなのか、さらに考えてみましょう。
そこで気が付いたのが、ファランクスの「有利な状態変化」はふたつ分なのではないか?ということです。
この予想をもとに計算したダメージと実際に観察したダメージを比べてみると、ほぼ一致しました。
どうやらこの予想であっていそうです。
謎が解けましたね!スッキリ。
ファランクスを使うと、画像のようにアイコンがふたつ付きます。与ダメージ低下の方は下の悪い効果の方に並びますね。
ですが実は、いてつく波動などで良い効果を消される時には、両方が一度に消えるという現象が確認できます。
このことも、ファランクスの「与ダメージ低下」は実は良い効果扱いになっている説を後押ししています。
占い師と盾のちょっといい関係
占い師は盾と意外なところで相性のよさがあった。という発見でした。
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